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プレスリリース

2015年03月06日 更新

【ニュース】「手のひらサイズの心電・動脈硬化計」家庭でも職場でも、バイタルチェックで健康ライフ!~福島の新拠点で量産予定の新製品のプロトタイプ発表~

当社は、超高齢化社会において、「重介護ゼロ社会TM」を目指し、ロボットスーツHALで使用している生体電位信号のセンシング処理技術を応用した、各種のバイタルセンシング機器を研究開発(*)しております。

この度、「手のひらサイズの心電・動脈硬化計」のプロトタイプを作成しました。この製品一台で、心電図と動脈硬化がわかる機能を持ち、家庭でも職場でも、バイタルチェックを簡単に行うことができるため、病気になることを未然に防ぎ、健康寿命を伸長するとともに、医療コストの削減が期待できます。

当製品は、4月上旬に関西で開かれる日本医学会総会(http://www.isoukai2015.jp) の当社展示ブース「未来の診療室」のなかで、展示が行われます。今後は、ユーザーフィードバックをもとにさらなる開発(実用化フェーズ)をへて、数ヶ月後には、家庭や職場などでの実証試験を目指しています。

医療機器産業の集積地である福島で、2016年3月に稼働予定である当社の次世代型多目的生産施設においては、既存製品のHALの他に、このような新製品の生産も加速してまいります。

  (*) バイタルセンサー開発の背景
「重介護ゼロ社会」を目指すにあたり、例えば、脳卒中は病後の要介護度が高く社会的な介護負担(医療コスト)の大きな病気です。2020年には、日本の脳卒中の患者数は290万人になると予想されています。脳卒中になった場合、当社のHALを使って身体機能の改善が進めば、重く厳しい介護が大きく低減できることが期待されます。一方で、そもそも予後が悪い脳卒中にならないように日常的に気づかい、予防できることが望まれます。そこで、当社では、簡単に心臓機能や動脈硬化が分かる装置(本プロトタイプ)や、その他各種のバイタルセンサー開発を手がけております。

参考リンク:日経産業新聞(2015.3.5) 「先端医療の里にフクシマ挑む」

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