2022年02月09日 更新
本日開催された中央社会保険医療協議会 (中医協) 総会にて、令和4年度診療報酬改定の答申書が承認されました。この中で、医療用HAL下肢タイプ (以下、医療用HAL) による治療について、令和4年度の診療報酬改定案が答申されましたので、お知らせいたします。
■ 改定案の内容
1)DPC包括評価の対象外項目(出来高算定項目)に追加 ※
別紙3 「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法」2ページ
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000894877.pdf
2)診療報酬点数が増点※※
※※ J118-4 歩行運動処置(ロボットスーツによるもの)の診療報酬点数のうち、基本点数が900点から1,100点に増点されます。
別紙1-1「医科診療報酬点数表」200ページ
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000894873.pdf
■ 改定案答申に至る経緯
※脊髄性筋萎縮症(SMA)、球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、 シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)、遠位型ミオパチー、封入体 筋炎(IBM)、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー
日本神経治療学会より提出された「医療技術評価提案書(再評価が必要な理由)」 抜粋
※※当社注 血中CK(クレアチンキナーゼ):骨格筋の障害を示す障害を示す検査項目(通常の運動療法では筋破壊が進行してCK値が上昇)
■ 今後の予定
中医協の答申を踏まえ、2022年3月に厚生労働省より令和4年度診療報酬改定における診療報酬の算定方法の改正に関わる告示・通知が発出される見込みです。
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