HAL®が変えていく介護の未来
「HAL®腰タイプ介護・自立支援用」は、介護する側と介護される側に対して、介護支援と自立支援の2つの用途で活用できる装着型サイボーグです。
介護者が装着することで、介護動作時の腰部負荷や腰痛発生リスクを低減することを目的とした「介護支援用途」と、要介護状態の方が装着することで、弱った足腰などの身体機能の向上を目的とした「自立支援用途」の2つの用途で使用していただけます。
HAL®を装着して意思に従った運動を行うことにより、身体機能の維持・向上や自立度を高めることが期待されます。コンパクトな軽量モデルのため、施設ではグループで楽しく、訪問介護ではじっくりとなど、様々な場面で気軽に活用することができます。
移乗介助・体位変換介助などの介助動作時の腰部負荷について医学的解剖学的観点から解析・シミュレーションし、より低減できる機能を実現。腰痛を引き起こすリスクを減らします。防水機能もあるため、負担の大きい入浴介助でもご使用いただけ、これまで通りの介護を楽に行うことができます。
従来の運動時に脳から筋肉へ送られる運動意思を反映した“生体電位信号”を読み取り、意思に従った動作を実現するHybridモードに加え、サイバニクス自律制御のみのアシストを受けるモードが新たに選択できるようになりました。本モードは特に介護を行う装着者がより多くの場面で気軽にHAL®︎腰タイプを使えるよう、センサー貼り付けを行わなくても使うことのできるモードで、このモード使用時にはわずか10秒ほどでの装着が可能になりました。
介護する人の身体的負荷を低減することは、労働環境改善や労働災害防止につながります。また、介助なしでの立ち座り動作など、介護される人の自立度の向上は、本人はもちろん介護する人の負担も大きく軽減します。二つの用途で使用できるHAL®︎で、超高齢社会の課題解決に双方向からアプローチし、重介護ゼロ®︎社会の実現を目指します。
旧型モデルの仕様については、下記のページをご確認ください。
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