2023年02月09日 更新
1.本プログラムの趣旨
当社は、社会が直面する様々な課題を解決するため、「人」+「サイバー・フィジカル空間」(HCPS:Human-Cyber-Physical Space)を融合するサイバニクス(*)を駆使して、革新技術の創生、新産業の創出、これらの挑戦を通じた人材育成を、好循環のイノベーションを推進しながら同時展開する未来開拓型企業です。
この度、未来開拓型人材育成の一環として、サイバニクスを構成する諸分野における意欲を持った大学院学生を対象に、「2023 年4月 サイバニクス未来開拓型人材育成プログラム: 奨学金 × A I・HCPS 融合等最先端技術インターンシップ」(以下、本プログラム)の提供を行います。
このため広く公募を行い、厳正な審査・選考を行いますので、意欲的な皆様の応募をお待ちしております。
2.公募概要
3.応募資格
(1)大学院(博士課程)に進学予定の者または在学する者
(2)人工知能・人工頭脳、人協調ロボティクス、情報技術(IT)、脳・神経科学、再生医療、サイバー空間構築、システム統合技術などのサイバニクスを構成する諸分野及びこれに関連する学科を専攻分野とする者(ROS2 を使用できる方であれば、2022 年 11 月のプログラムの条件の適用を検討することも可能です。)
(3)当社におけるインターンシップへの参加が可能である者
4.募集書類及び選考方法
(1) 応募書類:
① 履歴書(自由フォーム)
②在学大学の在学証明書
③学業成績証明書(直前の修了課程の成績証明書)
④「これまで公開してきた研究成果などの内容、及び、本プログラムへの応募理由」(2000 字程度)
応募書類を申込締切日までに「internship@cyberdyne.jp」宛に送付してください。
なお、応募書類は返却しません。
(2)選考方法:書類選考と面接を行います。
書類選考通過者には、面接日時を別途ご連絡します。
5.奨学金の支給
(1)奨学金は、返済が不要な給付分と、返済が必要な貸与分から構成されます。
(2)奨学生の卒業後の進路は自由ですが、本プログラム後(卒業後)、当社で5年間就労した場合には、全額給付(貸与分を全額返済免除)とします。
6.奨学金貸与分の返済
(1)奨学金貸与分の返済期間は、貸与期間終了時において、当社と奨学生が協議をして決定します。
(2)返済期間は、原則として、貸与期間の5倍の期間を超えることはできません。
(3)貸与額に利息はつきません。
(4)本プログラム中に奨学生の義務を怠った場合(下記の「8. 奨学生の責務」及び「9. 奨学生の資格喪失」を参照)には、奨学金は停止し、既に貸与した奨学金の金額を原則として一括して返還していただきます。
7.インターンシップ
インターンシップは、AI・HCPS 融合等の最先端技術を扱い、詳細の内容等は、当社と奨学生が協議をして決定します。
8.奨学生の責務
(1)奨学金は学業及び研究遂行のために使用し、喫煙をしないなど健康に留意し、奨学生にふさわしい態度と行動をとること
(2)本プログラムのインターンシップに参加し、課題に真摯に取り組むこと
(3)本プログラム期間中、当社の求めに応じて学業成績証明書、修学状況等を報告すること
(4)奨学生決定後、所在等連絡先の変更、休学等の異動があった場合は、速やかに当社へ届出ること
(5)保証人連署のうえ誓約書を提出すること
9.奨学生の資格喪失
以下の事由に該当したときは、奨学生としての資格を失うこととなります。
①休学したとき
②停学となったとき
③学業およびインターンにおける成績又は品行が不良であるとき
④「8. 奨学生の責務」の履行を促す会社からの要請に従わなかったとき
⑤ 学籍を失ったとき
⑥ 奨学生より辞退の申し出があったとき
⑦ 反社会的勢力と何らかの関わりを有することが判明したとき
⑧ 前各号のほか、奨学生として適当でない事実があったとき
10. 個人情報の取扱いについて 応募書類から得た個人情報は、審査および事務局内統計資料作成・応募者本人への連絡作業のみに使用します。
11. お問合せ先 ご不明点等があれば、下記へお問合せ下さい。
* サイバニクス(Cybernics)
サイバニクスとは、Cybernetics、 Mechatronics、Informatics を中心に、脳・神経科学、再生医療、機能再生、行動科学、ロボット工学、IT、サイバー空間構築、システム統合技術、生理学、心理学、哲学、倫理、法律、経営など、人・ロボット・情報系の融合複合分野を扱うことを目的として構築された新しい学術領域のことです。これにより、「人」と「サイバー・フィジカル空間」が融合した空間(HCPS 融合空間:Human-Cyber-Physical Space)での革新的な科学技術イノベーションが推進されていきます。実問題は様々な課題が混在した複合課題であり、従来の縦割りの科学技術のみからのアプローチでの解決は極めて困難ですが、サイバニクスは人や社会の課題を総合的・複眼的に扱うことができるため、複合課題の解決に威力を発揮します。サイバニクスを核とした基礎と実際の間でイノベーションスパイラルを形成するこのような取り組みは、日本を代表する大型研究開発プログラム(内閣府 FIRST プログラム、内閣府 ImPACT プログラム)においても推進され、さらに、内閣府次期 SIP プログラムとして展開されていくこととなります。外国政府の国家プロジェクトとしてもサイバニクス分野の革新的開拓が始まっています。
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