CYBERDYNE Online Store

🔍

プレスリリース

2026年02月25日 更新

【ニュース】日本再生医療学会の学会雑誌『再生医療』にサイバニクス治療に関する論文が掲載

日本再生医療学会 が発行する学会雑誌『再生医療』Vol.25-1に、サイバニクス治療に関する論文が掲載されました。

論文:脳神経・身体・生理系の機能改善・機能再生を促進するサイバニクス治療
        ~ 再生医療・薬剤等との複合治療,装着型サイボーグ,AI ロボット ~
著者:山海 嘉之
        1) 筑波大学 システム情報系教授・サイバニクス研究センター 研究統括・
筑波大学 未来社会工学開発研究センター長
        2) CYBERDYNE 株式会社 代表取締役社長
        3) 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)プログラムディレクター

<本論文の概要>
脳梗塞等の脳血管系疾患等の原因でもある心房細動等の心疾患、糖尿病足病変等の血管系疾患、フレイルによる転倒・要介護、進行性疾患、事故等による機能障害などのへの対応は世界共有の社会課題である。

このような背景のもと、バイオ・医療系とAI・ロボット・情報系を融合する【サイバニクス治療】が、世界的に強い注目を集めている。サイバニクス治療は、装着型サイボーグHALを中核とし、脳・神経系・身体の機能改善および機能再生を促進する統合的な治療体系を形成している。近年では、【薬剤とサイバニクス治療の複合治療】が始まっており、SMA(脊髄性筋萎縮症)の治療では、核酸医薬品のヌシネルセンとHALを併用することでヌシネルセン単独では得られない機能改善事例が報告されている。また、【再生医療とサイバニクス治療の複合治療】についても、再生医療による”細胞・組織レベルの再生”と、サイバニクス治療による”運動機能レベルの再生”による統合型治療として期待されている。サイバニクス治療は、移植細胞の機能統合を促進、新しい神経経路の形成を加速、移植後の”使用依存性”可塑性を誘導するなどの役割を有することから、ほぼすべての再生医療等製品やエクソソームなどとの併用による機能再建・再生のスピードと質を大きく向上させる可能性がある。

再生医療の普及においては、プロセスの標準化・高品質化が不可欠である。内閣府のSIP人協調ロボティクスの成果によるAIロボット化細胞培養装置やサイバニック・マスターリモートロボット(【サイバニクスHCPS融合フィジカルAI】)により、熟練技能の再現、高品質な細胞培養が実現でき、再生医療の量産化・安定供給が可能となる。これらのシステムは、羽田空港に面するキングスカイフロント(殿町)に設立された「サイバニクス医療イノベーションベース」に段階的に導入され、国際連携拠点としても機能する。

これらに加えて、末梢血管系の評価プラットフォームとしての光音響イメージング装置(AcousticX)、日常的・継続的なバイタルデータモニタリング(Cyvis)、患者データ連携・AI解析(C-Cloud)などが融合することで、細胞・組織・神経回路・身体機能・生活活動などを一体的に改善する”機能再生医療”を現実のものとする【HCPS融合サイバニクス医療健康イノベーション】が、国内外の連携を通して推進されていく。

ページ上部へ戻る