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プレスリリース

2018年01月16日 更新

【ニュース】大同生命がCyin™を患者団体・患者支援団体へ寄贈 / ライブデモ報告

2018年1月13日にパシフィコ横浜にて開催された一般市民向け公開報告会「サイバニクスと共にある未来」おいて、当社の新製品「Cyin™(サイン)福祉用」(以下、Cyin™)のライブデモが実施されました。報告会には289名の方が出席された中、3名のALS患者の方々がCyin™を用いてナースコールやパソコンでの文字入力を実演され、発話や身体動作が著しく困難な状態であっても、 自らの意思によって意思伝達が可能であることが示されました。デモにご協力いただいた岡部宏生様(日本ALS協会会長)からは、Cyin™とパソコンを使って「(病状の進行により)この1年近くは本当に手で入力することは難しいことで私にはもう無理かもと思ったこともありました。〔…〕でもご覧の通り今日、私はまた手によって入力しています。自由自在というわけにはいきませんがこんなに入力が出来ています。最初に受けた衝撃より大きなものかもしれません。ここまで開発が進んできたのです。本当にイメージだけで入力が出来るということに極めて近いものです。これなら多くの患者に対応出来るものですし、はやくから使っていけば今までのスイッチとは別の世界が広がると思います」等のメッセージが読み上げられました。

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Cyin︎™を使って文章を作成する岡部宏生様

また同日、当社と業務提携関係にある大同生命保険株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:工藤 稔、以下「大同生命」)より、難病患者の方々を支援する諸団体に対するCyin™の寄贈セレモニーが開催されました。

大同生命は2017年7月より「医療用HAL®」による難病治療を保障する保険「HALプラス特約」を販売しています。このたびのCyin™の寄贈は、「HALプラス特約」に続く、当社との協働を通じた難病支援の一環として行われました。「HAL®」や「Cyin︎™」の臨床研究に協力された11の患者団体・患者支援団体に対して寄贈が発表され、寄贈先の団体からは感謝とCyin™に対する期待の声が数多く寄せられました。

寄贈先(順不同)
団体名 対象難病
SMA家族の会 脊髄性筋萎縮症(SMA)
SBMAの会 球脊髄性筋萎縮症(SBMA)
一般社団法人 日本ALS協会 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
NPO法人 ALS/MNDサポートセンター(さくら会) 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
CMT友の会 シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
NPO法人 PADM遠位型ミオパチー患者会 遠位型ミオパチー
封入体筋炎患者さんと家族の会(ポピーの会) 封入体筋炎(IBM)
一般社団法人 先天性ミオパチーの会 先天性ミオパチー
一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会 筋ジストロフィー
一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会 上記の8難病を含む各難病
NPO法人 ICT救助隊 上記の8難病を含む各難病

 

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寄贈セレモニーにて、NPO法人 ALS/MNDサポートセンター さくら会理事長の橋本操様にCyin︎™を手渡す大同生命の工藤社長

Cyin™福祉用の国内販売開始は今春を予定しています。販売方法等の詳細につきましては、今後、順次ご案内してまいります。

(参考リンク)
サイバニクス技術による革新的インタフェース「Cyin︎™」リリースのお知らせ ~ 発話や身体動作が著しく困難な方の意思伝達や機器操作を可能にし、コミュニケーションや能動的活動を支援 ~

大同生命保険株式会社プレスリリース
CYBERDYNE株式会社の新製品「Cyin︎™」の患者団体・患者支援団体への寄贈

[2018.01.17 一部更新]

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