2021年05月12日 更新
CYBERDYNE株式会社 (茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」) は、当社のAcoustic X(LED光源方式光音響イメージング装置)に関する研究論文が、光音響関連トップの科学雑誌である「Photoacoustics」に査読論文として受理されましたので、お知らせします。本論文はケンブリッジ大学教授のSarah Bohndiek氏と彼女がリードするCRUK CI(Cancer Research UK Cambridge Institute)の研究グループのJames Joseph氏に加え、当社研究開発部門のMithun Singh氏と佐藤直人氏による共同研究論文として執筆されました。
光音響業界の先駆者であるAlexander Oraevsky氏が編集長を務める光音響関係トップの科学雑誌である「Photoacoustics」に査読論文として受理されたことは初であり、価値ある重要な論文です。
1)論文タイトル:
Technical validation studies of a dual-wavelength LED-based photoacoustic and ultrasound imaging system
論文サイト
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213597921000288
2)論文著者 :
James Joseph, PhD,
Mithun Kuniyil Ajith Singh, Engineering scientist,
Naoto Sato, Research manager,
Sarah E. Bohndiek, PhD,
CRUK CI 研究グループ関連サイト
https://www.cruk.cam.ac.uk/research-groups/bohndiek-group
http://www.bohndieklab.org/
3)論文要約(当社抄訳):
技術的、生物医学的観点からLED光源を使った光音響イメージング装置の検証実験を行った結果、優れた安定性が立証されました。また、血中酸素化の変化のダイナミクスを描出することで、ICG造影剤流入の動態を明らかにすることもできました。LED光源方式による光音響が将来的に機能イメージングや分子イメージングへの応用に有望であることを示しています。
<参考>
journal homepage:https://www.journals.elsevier.com/photoacoustics
© 2024 CYBERDYNE INC. ALL RIGHTS RESERVED.