2021年09月03日 更新
CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、スーパーバイク世界選手権(SBK)にMIEレーシング・ホンダ・チームとして参戦しているMIE Racing(森脇緑代表)と戦略的パートナーシップ(以下、「本パートナーシップ」)を締結して、当社の先進的要素技術を日常的に技術革新が要求される当該分野で進化させ、モビリティ関連分野における当社事業を総合的に強化することをお知らせします。
MIE Racingは、森脇緑代表が国内外の自動二輪車競技にて培ってきたレースという極限の状況下における開発力、試作力、製造、運営の技術を活かし、二輪競技において常に技術革新を行い続けることを理念としています。本パートナーシップにより、モビリティにおける新しい分野の開拓に繋げるべく、自動二輪車競技の中で更なる飛躍的な開発と挑戦を続けてまいります。
当社グループは、サイバニクス技術として、IoH/IoTセンシング、人工知能型自律走行ロボット技術、サイバニックモビリティ技術、環境認知、ビッグデータ、A I解析・クラウド化などの先進的要素技術や人とロボットの一体化技術を有しており、清掃・搬送のための自律走行ロボットや次世代サイバニックモビリティなどモビリティ分野での展開に向けて取り組んでいます。本パートナーシップにより、MIE Racingと試作、製造、関連業界との連携を推進し、MIE Racingのスーパーバイクの技術力や開発力を活かしたスピーディなモビリティ分野関連製品の開発と関連事業の推進を実現してまいります。
<MIE Racingについて>
MIEとは、『ミドリ・インターナショナル・エンジニアリング』の略称であります。『Beyond The BEST』のスピリットの基、レースという非常に時間とリソースが限られた中での開発を通じて、発想力を育て、その結果として技術革新を巻き起こしていきます。MIE Racingは、競技の結果に拘るだけでなく、MIEの持つ技術を共有・還元することにより、CYBERDYNE社の目指す次世代モビリティに有効な情報を得る機会を創出することで、同社のテクノロジーの発展に寄与します。
<CYBERDYNE株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、「ロボット産業」「IT 産業」に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトとモノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL®︎ に代表されるサイバニックシステムをプラットフォーム化し、脳神経系・生理系から行動・生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、『人』 +『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られた全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処理、クラウド化等を実現してまいります。また、『サイバニクス産業』の創出を加速させるため、様々な事業連携も同時並行で進めています。
参考)MIE Racingのウェブサイト:https://mie.team/
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