CYBERDYNE Online Store

🔍

プレスリリース

2021年11月22日 更新

【ニュース】希少疾病や変形性膝関節症の医薬品を開発するレクメド社と資本業務提携

CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下、「当社」)は、希少疾病や有効な治療方法がない疾患に対する医薬品開発を行うレクメド株式会社(東京都町田市、代表取締役社長: 松本正、以下、「レクメド社」)と資本業務提携(当社からレクメド社への出資) を行いましたので、お知らせいたします。また、同時に当社の子会社であるCEJキャピタル株式会社が運用するサイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限責任組合 (CEJファンド)からもレクメド社に対して出資を行っています。

レクメド社は、患者数が非常に少ない希少疾病をはじめ、いまだ有効な治療方法がない疾患など、アンメット・メディカル・ニーズの高い医薬品の開発、販売を行っています。
開発者が現れず国内未承認薬であったホモシスチン尿症治療薬の国内開発、上市を成功させ、現在、先天性胆汁酸代謝異常症治療薬も、希少疾病用医薬品指定を受け、国内開発を行い承認申請に向けた準備が進んでいます。更には、ポリ硫酸ペントサンナトリウム(NaPPS)の各種疾病への適応取得に向けた取り組みも並行しています。当社は、レクメド社と連携しながら、希少性疾病患者をはじめ、まだ存在しない治療薬を必要とする全ての患者の健康と福祉の実現に向けて、レクメド社を技術面、資金面、事業面で支援してまいります。

(当社の山海社長のコメント)
レクメド社は、NaPPSを用いたムコ多糖症およびムコリピドーシス(共に希少疾患)の治療薬の開発に注力しています。また、NaPPSは変形性膝関節症に対する治療効果も期待されていることから、NaPPSの適応取得も目指しています。さらに、NaPPSには、先進諸国の中で日本に患者が集中しているHTLV-1感染者の慢性的な脊髄炎症を抑制できる可能性が示唆されたため、HTLV-1関連脊髄症(HAM:指定難病26)に対する治療薬として展開できるようHAMの医療専門チームとも打ち合わせが進んでいるとのことです。このたび、当社技術、レクメド社の薬剤、変形性膝関節症やHAMの専門家とともに、新たな複合的医療技術が進展することを期待し、レクメド社を支援することに致しました。

<参考>
■ 株式会社レクメド HP:http://reqmed.co.jp/about/news/

ページ上部へ戻る