2022年12月09日 更新
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (以下、「AMED」) が公募した令和4年度「ロボット介護機器開発等推進事業 (海外展開) 」において、当社の研究開発課題である「HAL腰タイプ介護支援に関する研究開発」が採択されましたので、下記の通りお知らせいたします。
1. ロボット介護機器開発等推進事業 (海外展開) の目的
開発済みの製品について、在宅向け機器として進出国・地域での上市や規制承認といった具体的な成果創出に向けた実行性の検証を行うことを目的としています。また、実行性の検証を通して得られた知見を集約し、今後海外展開を目指す開発事業者の効果的かつ効率的な 事業戦略の立案/遂行に役立てることを目指します。
2. 採択された事業
(1) 課題名
「HAL腰タイプ介護支援に関する研究開発」
(2) 内容
本事業で海外展開を推進するHAL腰タイプは、移乗・排泄・入浴介助、シーツ交換などの介護動作で腰部にかかる負荷を低減するための装着型サイボーグです。その効果は、医学的・解剖学的観点からの解析・検証により実証されており、腰への不安を取り除いた安全で安心できる職場環境を作ることができます。加えて、複数名で行っている作業の人数削減や、作業時間の短縮などの業務効率化により、介護人材不足等の問題解決への貢献が期待できます。本事業では、シンガポール、米国、ドイツにおける上市や規制承認等を目指した海外展開計画の実行性の検証を行います。
(3) 期間 (予定)
令和4年12月〜令和5年3月までの4ヶ月間
(4) 配分予定額
1課題当たり年間7,700千円を上限に事業実施にかかった物品費や旅費などの直接経費が配分されます。また、配分される直接経費に応じて、最大で直接経費の30%に相当する額が間接経費として配分されます。
参考:
■ 本事業に関わる採択課題の発表(日本医療研究開発機構 (AMED)ウェブサイト)
https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202C_00015.html
■ 英国での先行事例
HAL腰タイプの大型受注に関するお知らせ 〜 英国ハンプシャー州議会と長期大型契約を締結 〜 (2021年9月6日)
https://www.cyberdyne.jp/company/IR_detail.html?id=11424
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